”もみじケアっこだよりR3年8月号”より
2021-08-10
「やる気スイッチ」はどこにある?
みなさんそれぞれ趣味もあれば、やりたいこともあるでしょう。誰に指示されなくても自分からやりたいことをやるのは楽しいものです。ではなぜそんな気持ちになれるのか、いわゆるモチベーションっていうヤツですが日本語にすると「動機づけ」ですね。「動機づけ」は人間を含めた動物の行動の原因であり、行動の方向性を定める要因と行動の程度を定める要因に分類できる。動物が行動を起こしている場合、その動物には何らかの動機づけが作用していることが考えられる。とウィキペディアには書いてあります。要するに動物である人間は、「何を」「どのくらい」「やりたい」と考えるのは当たり前のことなのです。例えば、「焼肉を」「たらふく」「食べたい」とか、「世界中を」「思う存分」「旅したい」のです。ほら、当たり前でしょう。ただし、それがわかりやすいのが偏っています。趣味や余暇でのモチベーションだとこんなにわかりやすいのに、仕事となるとどうでしょうか?
みなさんは日頃仕事に邁進されていますが、「何を」「どのくらい」「やりたい」と思うことがありますか?
もしかして、与えられる仕事をただこなしていたり、仕事は少ないほうがいいと思っていたり、仕事が苦痛なものだと思ってしまってはいませんか?仕事は人生の中で根幹をなすものです。自分の時間の相当な部分を仕事に費やしています。仕事は自分を成長させてくれる大切なものだと私は思っています。
○○ふとん店のCMで「人生の3分の1は睡眠です!」と言っていますが、仕事だって人生の何分の1を占めていますよね。私なんかは人生の2分の1以上は仕事の状態です。それがモチベーションもなくただただ過ぎていく時間としたらなんと苦痛でもったいないことでしょう。自分の仕事というものに意味を持ちたいですよね。
私のやる気スイッチはいつも目の前にあって、押し続けています。皆さんはどうでしょうか?
吉村 隆裕
